●生のにんにくに傷をつけるとにおいが強烈
塊のままの生のにんにくには、もともと、アリインというアミノ酸がたくさん含まれています。アリイン自体は全くの無臭です。
ところが、にんにくをすりおろしたり細かく刻んだりして傷をつけると、強烈なにおいを発するようになるのです。
にんにくに含まれるアリイナーゼという酵素(化学反応を助ける物質)の働きで、アリインがアリシンに変化するためです。
●におい成分のアリシンは細菌を撃退
生のにんにくをかじったときに、口の中に広がるアリシンの強烈な刺激とにおいは、にんにくが虫や動物に食べられないように、みずからを守る防御機構です。
実は、このアリシンは、体内に侵入した細菌を撃退するカが特に強いことで有名です。むし暑い時期に生ものを食べるときは、どうしても食中毒の不安がつきまといます。
しかし、そのときにおろしたての生にんにくを少量とっておけば、食中毒の防止に大変役立つのです。
[生のおろしにんにく] アリシンの殺菌カ │ アリシンとO-l57やMRSA │ 生のおろしにんにくの食べ方 │ アリシンと水虫退治 │ おいしい顔【黒いにんにく】
「ニンニクが特効食になる新極意」(わかさ出版)より引用
おいしい顔【黒いにんにく】 0120-290-395
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