早川拓視氏式、にんにく丸ごとクッキング
揚げると辛みが消えほんのり甘くなる
にんにくのうまさを一番引き出す料理法は、空揚げです。
もちろん、焼いたにんにくだっておいしいのですが、焼くだけだと、少し辛みが残ってしまいます。
けれども、揚げると辛みが完全に消え、むしろほんのり甘くなります。
だから私は、にんにくを焼くときも、あらかじめ下揚げをして辛みを消すのが、おいしく仕上げるコツだと思っています。
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なかでも、一番おいしいのが、ほぐす前の丸ごと、株のまま豪快に揚げたもの。
皮がにんにくのおいしさを包み込み、外側はカリッと、内側は蒸し焼きのようにねっとりとやわらかく揚がります。
サラダ感覚でグリーンサラダと一緒に食べると、1人で1個丸ごと、ペロリと食べてしまいます。
料理のツボ
にんにくは揚げると甘みが出る。
食卓で皮をむきながら豪快に食ぺる。
材料 1~2人分
- にんにく(丸ごと)・・・・1玉
- サラダ用菜類・・・・・・適宜
- 揚げ油
つくリ方
- にんにくは茎の部分を長めに残し、先端部をえぐるようにカットして、火が通りやすいようにしておく。
- 揚げ油を100℃に熱し、1のにんにくの茎の部分を持って入れ、8分くらい揚げる。竹串を刺してみて、スッと通ればOK。
- よく油を切り、グリーンサラダの上にのせて食卓へ。
- 皮をむきながら、「にんにくむらみそ」をたっぷりつけて食べる。にんにくしょうゆをつけて食べてもうまい。
[にんにく料理:丸ごとクッキング] はじめに │ 豪快バーベキュー │ 竹串焼き │ シソ巻きてんぷら │ サラダ風(空揚げ) │ 酒蒸しホイル包み焼き │ 蒸し焼き │ チップス(オリーブ油揚げ)
「無敵のにんにく料理(早川拓視著 創森社)」より引用
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